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2022年03月08日

13回忌を迎えて


今年も「3月7日」を迎えました。

この日は私の人生を導いてくれた方の命日です。
不思議な出会いでした。

米国から戻り、父親の建設会社でアルバイトをお願いすると、ある方の選挙事務所へ派遣され、そこで出会いました。
その当時のイメージは「小柄ながらもエネルギッシュな方」というものでした。
それから私は銀行に入行して約10年の時を経て再会しましたが、その面影は多く残っていませんでした。

坊主頭を手で撫でながら眼鏡越しの優しい眼差しは今でも忘れることができません。
起業したものの美里の許可が下りず、もんもんとした時間を持て余していた時に、義母の声掛けで毎週火曜日14時から15時まで社長室へ訪ねていきました。

当時社長が計画していた「温泉ファミリーパーク」の事業計画の数字確認や作成などをお手伝いしながら、私の夢「カシータ」のお話に耳を傾けて頂きました。
回を重ねるうちに「温泉」から「カシータ」に社長の夢が変わっていきました。

ある日「津嘉山も宮里くんが使ったらいい」と言われました。
「美里の許可も下りていません」と言うと、「君ならできる」と一言。

美里の許可が下りたことを報告にいくと、特有の笑顔で「おめでとう」と言って頂きました。
矢継ぎ早に「津嘉山はいつやる」という言葉に戸惑いながらも、出会った時の社長の雰囲気を感じました。

美里の開業から数年して沖縄県から介護付き有料老人ホーム(特定施設)の公募がでたので、エントリーの許可をもらいに行くと、社長は県外のお坊さんの学校に行っていました。

「複数事業者が手を挙げると思いますので、絶対できるとは言えません」と伝えると、電話越しでしたが以前同様に「君ならできる」と言われました。

翌年の1月末に朗報を社長にお伝えすると、我がことのように喜んで頂きました。
「今度娘の高校の卒業式には戻るからその時にお祝いしよう」と言われた電話が、私が聞く最後の言葉になってしまいました。

愛娘の卒業式から6日後の3月7日に旅立たれました。享年66歳でした。

色々なことがありましたが、津嘉山の杜ヒルトップカシータ、デイサービスカシータも今年6月には10年目を迎えます。

一昨年には社長が愛した「津嘉山森」(つかざんむい)の整備をスタートしました。

荒れ果て、多数の不法投棄があった場所を自ら片付け、重機を操り植栽をしていたその場所が、今では初日の出に近隣の方々が訪れる場所になりました。

きっと見てくれていると思いますが、はやり元気な姿でみてほしかったです。
褒めてほしかったです。
一緒に整備をしながら、夢を語り合いたかったです。

佐久田社長 本当に出会えたこと、そして私を信じてくれたことに心から感謝いたします。
そして佐久田社長が見ていた夢のお手伝いをできるように志をもって頑張っていきます。

そんな気持ちを感じた2022年3月7日でした。






  

Posted by mkei at 11:21Comments(0)

2021年08月04日

親父からの教え ~どんなに綺麗な蓮の花もその根っこは泥の中にある~」

前回のブログの中で最愛の父親の旅たちを書きました。

そのあと色々な方々からご連絡があり、このブログを見ている方がいることを改めて感じました。😀

このブログに関しては私の個人的な思いや考え方など、自分自身のためにも書き記したいと思っているので、自由に書いていきたいと思います。どうぞご了承ください。😀


さて、「何を書こうか?」と思ったときに、たまたま事業でお付き合いのある代表の方にお話をしたのが、「どんなに綺麗な蓮の花もその根っこは泥の中にある」でした。


当時の私はアメリカ留学したにも関わらず、父親から送られてきた「論語」や安岡正篤先生の書籍にはまっていました。その中で多くの若き青年が読みふける「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)の坂本竜馬に憧れていました。

その頃の日本はバブル経済のど真ん中で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」日の出が米国から出版されるくらいの時代でした。


そのような日本に戻ってきた時代錯誤の私😅は、何かにつけて「今の日本はおかしい」「政治はどうなっている」等など、事あるごとに父親と話をしていました。😅

それをみていた父親が「行ってこい」と送ったのが「選挙事務所」でした。

名前は伏せますが、そこで様々な経験、人間関係、社会の裏表を生で感じることができました。

そして銀行への就職が決まり、家に戻ってきたときに会話の流れの中で頂いた言葉でした。


「どんなに綺麗は蓮の花も、その根は泥の中にある。

 そして必要な養分を根から取り入れる。

 それは綺麗に咲くために、生きるために必要なことである。

 だから根っこの役割を全否定してはいけない。

 だからと言って蓮の花自身が泥まみれになるとその美しさも失ってしまう。」



きっと亡き父親は、まっすぐにしか物事見ることができない若き息子のために、熟考して言葉をかけてくれたのだと思います。🙂

それから30年以上経過した今だからこそ、そして父親がいない今だからこそ、その言葉や私を思う気持ちに心揺さぶられます。

宮里喜信、和子からもらったこの命、しっかりと全うしていきたいと思います。😀

再会の時に二人から褒めてもらえるように。“頑張ったな”と頭を撫でてもらえるために。😁

2021年8月4日 沖縄にて沖縄本島
  

Posted by mkei at 16:00Comments(2)

2021年07月16日

環境が大切

昨年7月以来の投稿となります。

ご存知の方もおられると思いますが、昨年9月9日に私が一番尊敬する父親、宮里喜信が旅立ちました。

昨年2月くらいから覚悟はしていましたが、何度となく持ち直し、頑張ってくれました。

正直、今でも信じたくない気持ちでいっぱいです。この文章を書きながらも涙があふれてきます。

しかし、このような状態を親父は喜ばないと思うので、“宮里喜信の息子”として、恥ずかしくないように生き抜いていきたいと思います。
いつか来る再会の日に褒めてもらえるように。😁

父親の件については改めて書きたいと思います。


今日は「環境が大切」だと感じたことについて書き記したいと思います。

今週、カシータの植物の植え替えをしました。

鉢が小さくなったもの、土が少なくったものなど、15個くらいを植え替えました。よつば

植物を取り出し、根っこをほぐしてやり、新しい土を入れた鉢に植え替える。

ただそれだけの作業ですが、不思議なことに植物が喜び、いい顔になる気がします。😀

例えそれが道端に生えている名もない草花でさえも、キチンと鉢に植えると立派な植物の顔になります。

その作業をしながら「人も同じだな」と感じました。

案外中身が問題ではなく、その環境に問題があって、伸び悩み、みすぼらしい顔になっている場合が少なくないと思います。😐

カシータが、そこで働くスタッフにとっていい環境になれるようにしていくことこそが私の一番の仕事です。🙂

しっかり環境を整え、水やりと太陽の光があれば皆成長していくと信じて。😄

頑張るぞ!😀


カシータホームページ更新しています。

今週はウェルネス推進課が7月14日に「令和3年度沖縄市健康づくり教室」を受託した報告と、同じくウェルネス推進課課長の津波古が出演しているQAB「十時茶まで待てない!」の見逃し配信更新と運動の解説があります。
お時間のある方はお立ち寄りください。

https://tls-lab.com



  

Posted by mkei at 15:05Comments(0)

2020年07月09日

ホームページがリニューアルしました

久々の投稿です。😀

先月末から今日まで、慌ただしい時間を過ごし久々の投稿となりました。
(まだまだ続いていますが。 😅 )


今回は、その間に立ち上がったことを紹介させて頂きます。

まず一つめは7月1日に「ホームページ」のリニューアルが完了しました。

創業から3番目(2回のリニューアル)のホームページとなります。

当たり前ですが、毎回良くなってきます。

とくに今回は、技術の進歩は勿論ありますが、何より「私が直接関わらなかったことが大きいのでは?」と個人的に感じています。🤣

若いメンバーたちが、専門業者と熱い時間を過ごした結果、いいものができた、と思います。😃

アドレスも今後の会社の方向性をイメージしてhttps://tls-lab.com/に変更しました。

「tls」は社名の「トータルライフサポート」の頭文字、そして「lab」は「研究所」からとりました。

企業使命の「私たちは、人々がそれぞれの人生に夢をもち、より豊かに、楽しく、笑顔で生きていくためのサービスを提供し続けていきます」にあるように、これからも「そのための何か」を探し続けていく、という思いがあります。

二つ目については明日以降でご紹介させて頂きます。😃



今日のカード(2020.07.09)

〇KAERU CARD
「Transformation」 変容 55
さなぎは必ず美しい蝶々に変容する!
人生に訪れる段階ごとに、喜びと共に変化を受け入れるあなたの許容量は大きくて素晴らしい。

〇ULTRA ACTION 64
「上手にNOを云う」
人の都合に合わせすぎたら、あなたはいつも振り回される。
ニコッと笑ってNOが言える勇気を持つと、もっとゆとりのある毎日が。

NOを言うときには、しかめっ面で言わずに、ニコッと笑顔で。
今日は、勇気を持ってNOをひとつ言ってみよう。

〇Gaia Cards
「独自性」
個性が際立ち自立した人は協調性も高い。
自分に自信をもち同じように自立した人とつながることで個性がより際立つ。

A power of collaboration exists among self-assured individual.

  

Posted by mkei at 12:43Comments(0)

2020年06月12日

動き出しました

梅雨明けが近いと思うのですが、とても湿度の高い沖縄です。

久々のブログのアップになります。

いよいよ色々なことが動き出しました。


まず1つ目の報告は行政からの受託事業が決まりました。

カシータの中には「ウェルネス推進課」という部署があります。

この部署は独自の視点で「介護予防」のための運動指導を行っています。

2015年3月「スタジオカシータ」として立上げ、昨年度「課」へ昇格しました。

健康運動指導士の「津波古浩乃課長」を中心に、カシータ3事業所内での運動指導、そして2018年4月からうるま市からの受託事業で運動指導を行っております。

順調に数を伸ばしてきましたが、「新型コロナ感染拡大予防」の影響から昨年度末から教室が止まっていました。

自粛前には近隣市町村の担当者が視察に訪れるなど、注目を集め始めていました。

そして、昨日、その中の一つである「嘉手納町」の受託事業が決まりました😃

私や津波古課長にとっても地元である嘉手納町での初の仕事にワクワクしています。😁
うるま市はじめ行政の動きが出てきましたので、一つでも多くの受託を目指していきます!🙂


次に、個人的はことではありますが、昨日、6月11日に県立普天間高校のPTA会長に就任いたしました。🙂

今年22歳になる長男が小5の時に声をかけて頂き始まったPTA活動。
地元小学校、中学校で各種委員長や副会長などにつきました。
ある時期には「会長」就任のお話しもありましたが、寸前に「教育委員」のお話があり、中学校校長室に飾られている父親の写真(歴代PTA会長)の横に並ぶ夢は叶いませんでした。😣

末娘が高3になり、最後の年に訪れた「PTA会長」就任には正直、感情が揺れ動きました。

その理由として、まず「新型コロナ感染拡大防止」という社会の要請のために、通常のPTA活動は殆どできないことです。

加えて、細かく、でもとても重要な部分で学校側と調整しないといけない事柄を前会長から引き継ぎました。😐

“感情が揺れ動いた”理由のもう一つは、前会長の凄さです。🙂

外間前会長は5年という長きにわたり会長を務められました。
家事と仕事をこなしながらの会長職はどれだけ大変だったことでしょう。
それができた原動力は、彼女自身の母校でもある「普天間高校」に対する強い愛情だと私は感じました。🙂

短い時間ではありますが、その仕事ぶりに接することができたことは、私にとってとても大きな財産となりました。
だからこそ、「お受けします」と簡単に言ってしまった事を後悔するくらい、昨晩は緊張してしまいました。

文字が見えません。数字を言い間違えました。🥴
口がまわりません。校長先生の名前を何回も言い間違えました。🥶

自分にしては珍しい状況の中での会長就任でした。

しかし尊敬する外間前会長から引きついだ普天間高校PTA会長職です。
この素晴らしく、誇れる普天間高校の子供達のために、先生方と協力しながらいいものにしていきたいと思います。😃

大濱校長先生、昨晩は大変失礼しました。😔
そして仲村副会長、玉那覇副会長、古堅副会長はじめ普天間高校の保護者の皆様、教職員の皆様、未熟者でありますが、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。😀


今日のカード(2020.06.12)

〇KAERU CARD
「Blank」 空白 60
おめでとう、すべては整いました!
あとは行動あるのみです。遭遇するすべてのことを楽しんで。 Good Luck !

〇ULTRA ACTION 64
「人生はトライ&エラー」
“人生はお一人様一回限り。仮縫いも予行演習もなし。
失敗を恐れずまず行動し、具合が悪けりゃ途中で修正。明日は又新しいはじまり。

行動のパターンを広げるために今日は帰りに寄り道をしよう。

〇Gaia Cards
「世界を変える人」
それぞれに時代に世界を変える人がいた。
今の時代を変えるのはあなた。誰もが世界を変えるチェンジ・エージェントになれる。

We can change the world for the better.


  

Posted by mkei at 12:00Comments(0)

2020年06月02日

ヒルトップカシータ開業8年目 ~S社長との出会い、そして夢実現に向けて~


6月に入りました。

8年前の2012年6月1日、弊社2棟目となる
「介護付きホームヒルトップカシータ」「デイサービスカシータ」が開業しました。

その記念すべき日に入社辞令交付式並びに研修を行いました。

今回は、看護師2名、介護職4名、そして栄養士1名の合計7名の参加でした。
年齢も出身地も、そして背負ってきたものも異なるメンバーですが、この出会いに心から感謝です。😄

「ようこそ、カシータへ」

これから皆さんとのカシータでも時間を良きものにしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。😀


さて、8年目を迎えたうるま市江洲にあるカシータですが、約6000坪とかなり広い敷地があります。
この一帯では一番の高台にあることから太平洋を見渡す眺めは最高です。🤩


この素敵な土地との出会いは、美里の開業以前でした。

色々なことを背負いながらも、懸命に踏ん張って生きていた「S社長」と多くの時間を共有しました。

当初は「温泉パーク的なものを作りたい」ということで、その事業計画へのアドバイスがスタートでした。

まだ美里開業許可の見通しも立っておらず、時間はたっぷりありましたので、色々な意見を交換しました。夢を語り合いました。



会議を重ねるうちに、S社長が突然
「温泉パークはやめて、君の夢を応援するよ」と言われました。😅

「美里の杜」自体が私の「計画」「夢」の段階でしかなったので、一旦はお断りしましたが、
「宮里くんならできる。だからそれまで待っているから」と言われたことを覚えています。😅


それから数か月後に“固く閉じた門が突然開いた”という言葉がピッタリなくらいのタイミングで
「介護付きホーム美里の杜カシータ」の許可がおりました。🥰


そして美里開業から4年と3カ月後の2012年6月1日、
「介護付きホームヒルトップカシータ」「デイサービスカシータ」が開業しました。😃



多くのお客様がご利用され、元気なスタッフの笑い声が響く今のカシータをみたらS社長はどのように感じて頂けたでしょうか。

不法投棄物が散乱していた場所を黙々と片付け、県内外から植物や巨石を持ち込みながら、この場所を復活させようと頑張っていたS社長だからこそ、今のカシータをみてほしかったです。


S社長が一人事務所として使っていた空き家の工事も始まりました。

次は、この広大の土地をしっかり整備して、S社長が望んでいた、
人々が安らぎを感じながらも、凛とした気持ちをもって訪れる土地となるようにしていきます。

それがS社長との「約束」であり、二人の「夢」ですから。 🙂


2020年6月2日
株式会社トータルライフサポート研究所
代表取締役 宮里 啓
http://www.casita-tls.com


今日のカード(2020.06.02)

〇KAERU CARD
「Fulfillment」 達成 21
達成は目の前、こころちょっと一呼吸!
自分が肯定的なエネルギーを流し続けているかをチエックして。
冷静さがあなたの次の行動を実らせる。

〇ULTRA ACTION 64
「過去のどこも否定しない」
今のあなたがあるのも過去のどの部分も抜けていないから。
今が幸せなら、これまでのどのシーンも大切なひとコマ。。

「昨日一日を振り返って、“しまった”という経験があったら、
ニコッと笑って“ラッキー!”と言おう。」

〇Gaia Cards
「夢・現実・可能性」
その人の現実は思い描く夢や発想の中に存在する。
可能性は無限大。自分の可能性を信じて大きな夢を描く。

Our reality is within our dreams.


  

Posted by mkei at 15:17Comments(0)

2020年05月31日

「Make a wish」プログラム~カシータの凄さ~


5月も残すところあと1日。
少し湿った感はありますが、爽やかな風が吹いています。
週間天気予報を見ると、「梅雨明け」を予感させるようなマークが並んでいます。
多少の差はあるでしょうが、間違いなく「夏」はすぐそこまで迫ってきています。😃


カシータらしい素敵な出来事がありましたので、それを少し紹介したいと思います。

私たちが営んでいる「介護付きホーム」は「終の棲家」(ついのすみか)です。
ですから、お客様がご退去するときには、病院や他の施設への移動以外では、カシータの中で人生の最後を迎えるということです。


病院であれば「退院」、学校であれば「卒業」となり、どちらにしても「おめでとう」といいう言葉をおくることができます。
しかし、カシータの場合ではそのような言葉をおくることができないケースがほとんどです。

そのような少し寂しい、でもこの世に生を受けたものに必ず訪れる「卒業」を、少しでも楽しい時間や思い出をもって迎えるようにするための「想い」があります。


それが「Make a wish」プログラムです。


もともとは1980年アメリカで生まれた活動で、3歳から18歳未満の難病と闘う子供たちの夢をなかえ、生きるちからや病気と闘う勇気を持ってもらいたいとの願いで設立されたものです。日本においても1992年に設立されました。
私とメイク・ア・ウィシュとの出会いは、友人からの誘いでした。
彼は私が尊敬する友人の一人で、彼の活動を見ているうちに様々なことを学びました。
現在の社名を決める時にも、彼が立ち上げていたNPO法人の名前の一部をもらったくらいです。

「子供と老人」という違いはありますが、私たちカシータではお客様の夢を叶えるための「Make a wish」を行っています。



今まで色々なことを行ってきました。

末期のお客様と一緒に住み慣れた家に帰り、近くの海産物屋さんで「イカ汁」を食べにいきました。
県外にうなぎを食べに行くお客様の付き添いをしたり、自ら動くことが難しいお客様のお部屋で“アバ”のミニライブを開いたり、
直近では御爺さんのお誕生日のための、お孫さんによるピアノ演奏会を企画したりしました。

活動の大きい、小さいはありますが、すべて「夢実現」に向けての活動です。


そして先週木曜日。

宮古島出身のお客様のために、職員が考えたのが、宮古島伝統行事の一つ「パーントゥ祭り」でした。
泥まみれになった「パーントゥ」という神様が逃げる人々追っかけて泥を塗る、というものです。

テレビでは見たことはありますが、誰一人、現物を見たことがありませんでした。
それでも、新聞紙に墨汁を塗りたくり、黒いゴミ袋も合わせて割き、敷地内から植物を集めて衣装にしました。


最初に1階のデイのお客様のところへお邪魔し、そして3階で走り回り、最後にそのお客様のいる2階へ。
食堂に集まっているお客様は大きな声で笑う方、何ごと?という感じでキョトンとする方、真剣に怖がり、怒る方など様々でした。

私も職員から顔に泥を塗って頂きました。(笑)


そして最後にそのお客様のお部屋へ。

ご家族様もいる中で、狭いお部屋に3人のパーントゥと多くの職員が入室しました。

意識がもうろうとする中で、職員が問いかけた「なにかわかる?」に対して、小さいけどハッキリした声で「パーントゥ」と答えたときには涙がでました。



3密状態でした。    ご家族がパーントゥとハグをしていました。

でもこれが「カシータだ」と誇りに思う瞬間でした。🙂


出会いと別れの繰り返す職場ではありますが、そこで出会ったすべての人の幸せと成長を願います。🙂











今日のカード(2020.05.31)

〇KAERU CARD
「Earth」 地球 12
今、日常の生活はとっても大切!
手を抜かず“地球”に生きていることを感じて。
地に足をつけて現実的に生きるあなたはステキな地球人。

〇ULTRA ACTION 64
「有・言・実・行」
何かをしようと思ったら、それを理解してくれる人に熱く語ると実行力が冴えてくる。
自分の夢や計画を人に語るのを遠慮しないで。

「今日、あなたの応援団の誰かに近い将来の夢を3分間語ってみよう

〇Gaia Cards
「相乗効果を生むネットワーク」
一人でできることは限りがある。
信頼する仲間とそれぞれの得意技を活かしあうことが思いもよらぬ相乗効果を生む。

Effective Synergy is created among a trusted network of people.





  

Posted by mkei at 11:34Comments(0)

2020年05月23日

建物工事が始まりました



昨日から雨が続いている沖縄です。雨
年初は雨量が少なかったので、恵みの雨になっていると感じます。🙂

さて、先月から津嘉山の敷地内にある建物のリフォーム工事が始まりました。
平成4年に登記された、築30年近く経つ「鉄骨2階建て」(約200坪)の建物です。おうち

当初は事務所や更衣室、シャワー、食堂などに使われていたようですが、事業を閉鎖してから10年以上使われていませんでした。
津嘉山での事業を計画したとき、土地6000坪と合わせてお借りすることが条件でした。


「個性をもつ子供たちのために住まいを兼ねた働き場は作れないか?」
「24時間預かりができる託児所はできないか?」
などなど色々な思い(妄想の世界)をしながら事業計画を作っていましたが、資金的なこともあり、未使用状態でした。


以前、「訪問診療所」を美里の杜の1階に誘致したことがありますが、その時に合わせてこの建物も紹介しました。
それから10年近く経過した昨年、再びこの話が持ち上がりました。😃

「訪問診療所」「訪問看護事業所」「児童デイサービス」の事業所が入ることになりました。

様々な人たちが交流するイメージをもって「カシータスクエア」と命名しました。
命名者は、私たちの心強い仲間である「菅原くん」です。
異なる企業ではありますが、思いを共有できると信じています。😃

私達もその一部(約50坪弱)を使い新しい試みをします。

チームカシータの仲間がゆっくりしたり、仲間と楽しんだり外部の方々のイベントスペースとしての貸し出しを考えています。

そして何より私の中の「妄想」の一つである「合宿所」を作ります。😉

詳細について書くと長くなるので、別の機会にしますが、県内外の大学で「フレイル」や「ロコモティブシンドローム」「サルコペニア」などを勉強・研究している大学生などに、カシータが費用を負担し集まってもらい、私たちが数年かけて蓄積している「データ」の分析パソコンや現場などを直接みてもらい、ますます進展する「高齢社会」に対応する“何か”を共に作り上げながら、彼らの「卒論・研究」に関わっていければ、と考えています。🙂

まだまだ「妄想」段階ではありますが、そんなことを夢見て2段ベッドの宿泊場所を2部屋準備します。😄


年齢も出身も異なる人間同士が、同じ目標・目的に向かうためにカシータの集い、議論し、時に杯を傾ける。
想像するだけでワクワクします。😄

1階部分(訪問診療所、訪問看護)は7月中旬、私たちが入る2階部分(児童デイ)は9月くらいには完成すると思います。

この状況についてもできるだけブログでアップさせて頂きます。😙

株式会社トータルライフサポート研究所







今日のカード(2020.05.23)

〇KAERU CARD
「Inspiration」 ひらめき 28
この瞬間の直観!
今まで自分を縛ってきた常識より、
ひらめきに従って新しい価値観で行動するあなたの自信が輝いている。

〇ULTRA ACTION 64
「“いずれ”“そのうち”はこない」
動きの早いこの時代、「いずれ…」、「そのうち…」は実現しないうちに消えてしまう。
本当に実現させたかったら期限を切ることも大事なポイント。

“実現したいことが見つかったら足がかりになることを、今から48時間以内に行動
例えば ・学校のパンフレットを取り寄せる

〇Gaia Cards
「内在するパワー」
自分の中には人生を変える力を知恵が内在している。
それに気づいたとき今まで使われなかったパワーが始動する。

When we remember the Power Within,it activates us.




  

Posted by mkei at 11:44Comments(0)

2020年05月21日

非常時に大切なこと




梅雨らしい空にヒンヤリした空気が流れる朝となりました。傘

5月21日 今日から飲食店などに出されていた休業要請が全面解除されました。
離島への移動など一部残るものの、私の中では安堵感を感じています。🙂

「以前のような」という訳にはいきませんが、やっと「再開できる」という思いが湧いてきます。
まだまだ大変ですが協力しながらともに頑張っていきましょう!


さて私事ですが、2年前から末娘が通う「沖縄県立普天間高校」でPTA活動を行っています。
その娘も今年度から3年生となり、10数年続いたPTA活動も最後の年となりました。
その最終年度が「新型コロナ感染拡大」に襲われ、従来通りの活動ができなくなってしまいした。😔

本日、入学式が行われましたが、在校生の出迎えもなく、静かな入学式だったと想像します。
在校生も数日前に「始業式らしきもの」が行われましたが、感染予防のためにクラスを2つに分けての「分散登校」が今月一杯続きます。


インターハイに続き、昨日、夏の甲子園の中止が決まりました。
とくに3年生にとってはとても悔しく、切ないものになったと感じます。😪

因みに末娘もソフトボールと空手の二足の草鞋で頑張っていました。
昨年、空手(団体型)で県大会、九州大会と勝ち進み、今年3月の全国大会出場を決めました。
全国大会に備えるためソフト部のキャプテンを下り、そして空手に専念するために中学から続けてきたソフト部を退部しました。
その全国大会も中止となりました。

娘は私が驚くくらい切り替えが早かったですが、父親である私は正直、今でも心のどこかに引っ掛かりが残っています。(笑)


さて、このような「非常時」では、PTA活動も例外ではありません
入学式、遠足、新入生歓迎、文化祭、体育祭、そして卒業式などなど。
例年であれば、前年度までの「予定」や「予算」を参考に、ある意味「前例踏襲型」の活動でいいのですが、それが通用しない1年になります。

非常時に求められるのは、「能動的」であること、そして「迅速」であることだと思います。

外間会長を中心に限られた時間のなか、「今年度何ができるか」「何が子供達にとって最良なのか」の議論を重ねて、数日前に、私個人の「私案」という形で、学校側に提案させて頂きました。

内容については詳細を記すことはできませんが、国・県からのガイドラインに準じながらも、沖縄県、普天間高校といった地域性に即した提案を意識しました。

このようなものを学校に提出したのは初めてですが、それを「やらなければ」と感じることができたのも、外間会長含め、常に子供達にためにと、真正面から議論するPTAの仲間の存在のおかげです😃

「前提踏襲」も「受動的」も決して悪いことではありません。
逆に今までのこの国ではそのほうが上手く回っていたのだと思います。

しかし、非常時には、「上意下達で、時間をかけて、ベストなものを」よりも、「できる仲間で、できるだけ時間をかけず、その瞬間のセカンドベスト」がよい結果を生むことも少なくないと信じています。特に企業経営ではその傾向が見られます🙂


色々と不便を被る子供達に対して、普段の授業では学ぶことができない、大人たちの「能動的で迅速な行動」を見せられるような活動をしていきたいと思います。😀

それも「ピンチをチャンスに変える」という気概をもって。😀




今日のカード(2020.05.21)

〇KAERU CARD
「Tenderness」 やさしさ 54
自分にやさしい人は他人にもやさしい!
自らを慈しんで自分と向き合うあなたに、やさしさとなって無条件の愛が溢れる。

〇ULTRA ACTION 64
「ロールモデル」
いろいろな場面で、あなたのお手本になる人のこと。
仕事のやり方、心の持ち方、考え方、おしゃれなど、
ヒントになることを教えてくれる大切な人々をまわりに増やそう。

“ロールモデルは何人いてもOK。
 誰のどんなところを取り入れたいか、今日もロールモデルになる人をひとり増やそう”

〇Gaia Cards
「性善説」
人間の本質は愛と調和。
自分の中の完全さを信じきることにより、あなたは本来の力をその手に取り戻す。

We have an ultimate love and light within ourselves.


  

Posted by mkei at 16:19Comments(0)

2020年05月17日

「沖縄本土復帰の日」に思うこと


一昨日は「沖縄本土復帰の日」でした。

1972年5月15日に沖縄は本土に復帰しました。
小学校に入学したばかりのころ、それまで使っていた「1セント」と「1円」を比べたときに「とても軽いな」と感じたことを覚えています。😊

復帰から「48年」が経過しました。
道路がキレイになり、大きなビルが建ち、経済が豊かになりました。

その一方で、子どもの頃、隣近所に多くいたアメリカの子供達は少なくなった感があります。

騒音含めての「基地被害」に悩まされることが少なくない沖縄ではありますが、私は米国人も含め、様々な人種が混在している沖縄が、地元「基地の町嘉手納」が好きです。😄



以前、数年間ではありますが米国に留学した経験がありますが、私の思うところのアメリカ人は「fair」(公正)という言葉が日本人以上に好きだったと感じています。

※「公正:公平で偏っていないこと」
※「公平:すべてのものを同じように扱うこと。判断や処理などが、偏っていないこと。」


しかし、沖縄が日本に復帰して48年が経過したにも関わらず、犯罪や事故が起こった際に「フェア」に処理されないことが多すぎると感じています。😪


直近では、2020年4月に米軍普天間飛行場から「PFOS」を含む泡消火剤が大量に漏出しました。
マスコミ報道によれば、その量は約22万7,100ℓ(ドラム缶1,135本)、その内6割超の約14万3,830ℓ(ドラム缶719本)が基地外に流れ出たそうです。🥶

ネット情報ですが「PFOS」「毒性が強く」(発がん性が指摘) 、「難分解性」(環境中で分解されにくく)のため、高い蓄積性を有するそうです。

経済産業省のホームページでは、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約第回締約国会議」(2009年5月)を受けて、わが国でも、翌年、平成22年4月以降に製造・輸入・使用等が禁止されています。


勿論、米軍基地内は米国であり、我が国の法律の外です。


私は「安全保障条約」を否定しませんし、必要だと感じています。
その運用のためには二国間の「地位協定」は必要だと思います。

内容の詳細はわかりかねますが、ただ、誰が見ても「?」といいうような運用が度々なされてきたことが残念なだけです。😔


5月8日にこのブログにアップした「岡本行夫さん」との出会いのきっかけになった、1995年の忌まわしい事件の時もそうですが、事件・事故が起こった時の「対応」に不満があるだけです。


国籍も性別も関係なく、事件・事故を起こしたくて起こす人はいないと信じています。(信じたいです)
ましてや自分の大切な人が、それに巻き込まれることを望む人は絶対にいません。
それでも起こってしまうのが事件・事故です。
だからこそ、その後の対応が大切なのです


もしこのような事故が米国内で起こったら、国はその地域で暮らす住民とどのように対応するでしょうか。

もし自分の大切な人が忌まわしい事件に巻き込まれたとき、国はどのように国民を守ってくれるのでしょうか。

その極みが「戦争」でありますが、それ以外でもしっかり対応して頂きたい。



我が国の法律の在り方にも問題があるかもしれませんが、真により良いパートナーになれるよう、「日米地位協定」をフェアに運用できるような「改定」がなされることを望みます。


最近、斜め前に引っ越してきたアメリカ人家族はとてもフレンドリーです。😃

きっと彼らも私と同様「良き隣人」になりたいと願っていると思います。😀

そのためにも、是非。



今日のカード(2020.05.17)

〇KAERU CARD
「Freedom」 自由 20
人生はもうあなた次第。自由自在!
古い考え方から解き放たれ、自由でとらわれない生き方を始めるあなたは軽やかで確か。

〇ULTRA ACTION 64
「自己投資する」
世の中“投資の時代”といわれているけど最大の投資は自分への投資。
自分の成長のためにお金と労と時間を惜しまないで。

“将来に、花ひらく自分のために「自己投資プラン」を3日以内にひとつ見つけ出そう”

〇Gaia Cards
「人の思いは人のもの」
他人にどう思われるだろうと悩むなら他人の現実の中に生きているようなもの。
相手の思いに引きずられないように。

Listen to your inner voice ,not the opinion of others.

  

Posted by mkei at 09:41Comments(0)

2020年05月14日

新しい組織体制になります


梅雨の晴れ間に靄が立ち込めた朝になりました。

5月11日、沖縄は例年より少し遅い梅雨入りとなりました。
梅雨入りした直後は、大雨にもなりましたが、ここ数日晴れています。晴れ

今日、新型コロナ感染拡大の影響で全国に出されていた緊急事態宣言を39県で解除の方向で調整しているとのこと。
沖縄県も13日連続新規感染者がゼロでしたので、どこかホッとしている部分がありますが、気を緩め過ぎないように行きたいと思います。

さて、まだまだ予断は許さない状況ではありますが、着実に世の中は「アフターコロナ」に向けて動き出しました。

だから、という事ではありませんが、3月末決算、5月株主総会のわが社も、6月から新しい組織体制で進んでいきます。
約2年前から考えていました。
年号も「平成」から「令和」に変わり、世界中が新型コロナ感染によるパンデミックになり、何か「時代が変わる瞬間」だ、と直観的なものがありました。

昨日13時、新しい組織表とそれに伴う人事通達を各事業所に張り出し、それに合わせて全社員宛に一斉メールを送りました。

以下はそのメールです。

文字数にすると1,000字を少し超える文章ですが、この文章を送ったあと、「いよいよ感」と「ドキドキ・ワクワク感」がありました。🙂

簡単なことではないと思いますが、このような挑戦ができる環境に感謝したいと思います。



チームカシータの皆様へ

お疲れさまです。
世界中を混乱に陥れている新型コロナ感染拡大問題。
幸いにも沖縄では県民一人一人の協力により、感染者ゼロが続いています。
おかげ様で、私たちカシータにおいても、スタッフ並びにお客様に感染者が出ていない状況、心から嬉しく思います。

また多くの職業が外出自粛要請の中、一瞬たりとも止めることのできない私たちの仕事は、スタッフだけでなく、皆さんのご家族にも大きな不安、負担となっていると想像します。
この場を借りて、皆様の献身的な頑張りに感謝いたします。
本当にありがとうございます。

さて、このような中ではありますが、時代も「平成」から「令和」に変わり、刻々と変化する未来へ対応すべく、来る6月1日付けで「組織変更」を行います。
その狙いとしては以下ことが挙げられます。

〇組織力の強化と団結
〇横断的な連携と情報共有
〇意思決定のスピード強化
〇人材育成と活躍の場の提供
〇未来への備え


少子高齢社会により増え続ける社会保障費だけでなく、今回の新型コロナ感染拡大に伴い、この国の財政は急速に悪化していくことが予想されます。
この感染問題が収まった暁には、様々な形で国民に対する負担増は避けられないと考えます。
それは私たち「介護保険」を業としているものも避けては通れません。

その中で、皆さんの仕事をしっかり「バックアップ」しながらも、「介護保険外収入を強化」することで、皆さんの生活を、会社を守ることが必要です。
それを実現するために、今回は、組織を大きく「サービス事業本部」と「経営企画本部」の二つに分けました。
また新たに「訪問介護開設準備室」をスタートさせ、既設の居宅支援事業やデイサービスとの連携を図り、新たに介護保険事業の一翼を担って頂きたいと思います。

私が「カシータを作ろう!」と考えたのは、
「大切な人を預けたい施設がなかったから」に他なりません。

それは今でも変わりません。

介護付きホームや通所介護、居宅は勿論、他の部署でも「カシータ」と名がつくもの、その組織の中にあるものは、今一度自問自答して頂きたいのです。

「今自分が行っている仕事は、自分の大切な人にしてあげたい仕事になっているのか」を。

そのようなことを思い、悩んで、探して、それでも世の中に必要なものが見つからなかったら、皆さんと一緒に作っていきたいと考えています。

カシータを預かる責任あるものとして頑張っていきますので、今後とも皆さんのお力をお貸しください。


ともにいい会社、地域社会をつくっていきましょう。

「カシータがあってよかった」と言って頂けるために。

2020年5月13日
株式会社トータルライフサポート研究所
代表取締役 宮里 啓


今日のカード(2020.05.14)

〇KAERU CARD
「Inspiration」 ひらめき 28
この瞬間の直観!
今まで自分を縛ってきた常識よりも、ひらめきに従って新しい価値観で行動するあなたの自信が輝いている。

〇ULTRA ACTION 64
「人の話を聞きすぎない」
いいことを言う人はたくさんいる。
でも人の話に耳を傾けすぎたらあなたの行動力が鈍くなることもある。
あなたらしさを大切に。

“今日、いい話を聞いたら、受け売りではなく自分の話に変えて誰かに伝えてみよう”

〇Gaia Cards
「直観と論理」
直観と論理どちらも大切。
どちらも自由に使いこなせれば、限りない可能性と豊かさの中に身をおける。

Find a balance between your Inspiration and Logical mind.




部屋から見える大好きな『アコウ』の木です。


  

Posted by mkei at 10:32Comments(0)

2020年05月10日

母の日に思うこと

薄雲が広がっていますが、その雲の間から太陽の光が差し込んできています。キラキラ 

今日は「母の日」ですね。

例年であれば「美里の杜カシータ」「津嘉山の杜ヒルトップカシータ」にも多くのご家族様が来訪されます。

しかし、今年は新型コロナ感染拡大防止のために、ご家族様をはじめ、外部からのお客様の入場を制限させて頂いています。😧

私たちであれば「また来年ね」とも言えるかもしれませんが、私たちがサービスを提供しているお客様に関しては、その言葉だけで片付けられない感情がでてきます。

本当に心苦しく感じます。😥




父親はおかげ様で健在ですが、母は7年前の2013年2月23日に他界しました。
生前はよく口喧嘩をしていましたが、母が亡くなった時に兄弟の中で心乱したのが私でした。

今、このブログを書きながらも涙がでてきます。😭


「親孝行したいときに親はなし」という言葉があります。
大切な方がまだご健在であれば、是非、この瞬間を大切にしてください。😐

大切な人も、健康も、当たり前の日常生活も含めて、何一つ「当たり前」のことなどないと最近よく感じるようになりました。


これから少し仕事をしたあと、地元の花屋さんで小さな花束と、母が好きだったお酒を買って、墓前で母と話をしてきたいと思います。🙂

皆さんも良い一日をお過ごしください。😃




今日のカード(2020.05.10)

〇KAERU CARD
「Synchronicity」 シンクロニシティ・共時性 53
“意味のある偶然”を見逃さないで!
昨日と変わりない暮らしの中、キラッと光る共時性を見逃さないあなたはオシャレ。

〇ULTRA ACTION 64
「あったかく包んで放っておく」
人間関係、距離感が大切。
嫌いだからと言って冷たく突き放すのも疲れる。
あったかい想いで包んで距離をおいておけば気持ちが軽くなる。

“あなたの心を悩ます人がいたら、目を閉じてその人のことを思い、
あったかく包んで、「ふ-っ」とイメージで遠くに飛ばしてみよう。”

〇Gaia Cards
「突き放す愛のかたち」
人間関係に欠かせない愛。
時には、相手のことを真に思いやり、思い切って突き放す強さも愛(タフ・ラブ)。

Tough Love often gives direct support to other.




母との時間を楽しんでいます。

母との時間を楽しんでいます。


  

Posted by mkei at 08:46Comments(0)

2020年05月08日

岡本行夫さんとの出会い

「岡本行夫氏が死去」

5月8日の朝刊で知りました。
驚きとともに、とても悲しい感情に包まれた朝となりました。

岡本さんは私に「沖縄をどうするのか」という事を、言葉で、そして行動で教えて下さった方でした。


岡本さんとの出会いは1996年に設立された「沖縄米軍基地所在市町村に関する懇談会(沖縄懇談会)」(通所:島田懇談会)でした。
島田懇談会は、前年に起きた忌まわしい事件をきっかけに、日本国と米国が真剣に沖縄の基地被害を改善しよう、との思いから発足しました。

その中で、国と沖縄県の意見が合わず、結果的に「国と25市町村」が直接話し合う、という異例なものになり、その中で生まれたのが「チーム未来」という組織でした。


(財)九州経済調査協会(福岡市)の出向から戻ってきた私にも、地元嘉手納町から依頼があり、「チーム未来嘉手納」のメンバーになりました。



発足時期も予算規模のそれぞれ異なる25市町村の結束を図ろうと、座長の島田晴雄慶応大学教授や岡本さんの発案で、平成11年(1999年)12月18日「チーム未来大会」を行いました。

当時、沖縄銀行に勤めていた私に「大会事務局長」の任を拝命して頂いたのが岡本さんでした。

様々な問題がありました。

時として本店前に街宣車が来たこともありました。
脅迫めいた電話も度々かかってきました。

その影響で会場も当初予定していた「沖縄国際大学」(宜野湾市)から「名桜大学」(名護市)に変更にもなりました。


それでも大会を成功させるべく、何度も上京して、内閣府で調整行う中で、島田先生や岡本さんにご教示頂きました。



今でもハッキリ覚えていることの1つとして、大会当日の風景があります。

嫌がらせや妨害工作なども予測されるなか、大会に参加される多くの要人の方は警護の方と一緒にお越しになるのですが、岡本さんは秘書の方とレンタカーで来られました。

その姿が私にとって「かっこよかった」のです。


チーム未来解散後も色々な所で個人的にお世話になりました。


チーム未来への参加が、岡本さんや、島田先生、唐津先生、梶山先生、足立事務次官などといった、その当時、この国を代表する方々との時間が、レポートだけの「経済調査、地域調査」の私を、「街づくりのための分析」に向かわせたのだと思います。


あれから20年余り。

私は、私が出会ったときの岡本さんの年を超えた56歳になりました。

あのようにかっこよく、そしてぶれない人間になりたい、今改めてと心から願います。

うす曇りの沖縄から岡本先輩のご冥福を心からお祈りいたします。   合掌




今日のカード(2020.05.08)

〇KAERU CARD
「Fulfillment」 達成 21
達成は目の前、ここでちょっと一呼吸!
自分か肯定的なエネルギーを流し続けているかをチェックして。
冷静さがあなたの次の行動を実らせる。

〇ULTRA ACTION 64
「以心、発信、伝心」
自分の心が相手に伝わるのを、何もしないで待っていたら時間がかかるし誤解も多い。
思ったことを言葉にのせて表現し伝えることを習慣づけよう。

今日は一番身近な人に、日ごろの感謝の気持ちを口に出して伝えてみよう。

〇Gaia Cards
「情報量に注意」
本音で生きるには、情報量を集め過ぎないこと。
必要な情報は必要なときに、必要な分だけ入ってくる。

Excess information confuses more than clarifies.

  

Posted by mkei at 08:31Comments(0)

2020年05月06日

「今日のカード」について

5月6日水曜日、沖縄では「大雨、洪水警報」が出されるなど、荒れた天気でのスタートとなりました。雨


FBに投稿したおかげで、FBやブログを通して懐かしい方々ともつながってきました。
直接、電話を頂き、驚く場面も。😆

本当にありがたいことです。

営業的に大きな影響もありませんが、やはりどこかテンションが上がらない部分がありました。
このような時だからこそ、より人とのつながりが嬉しく感じます。🙂


その中で、ブログにある「今日のカード」についての質問が何件かあったので、改めて紹介させて頂きます。

この3種類のカード(カエルカード、ウルトラアクション64、ガイアカード)は私が大変お世話になっている“ロミさん”こと中野裕弓さんが作ったものです。

ロミさんは、元世界銀行に日本人初の人事マネージャーとしてヘッドハンティングされ、在職中に「世界がもしも100人の村だったら」を最初に翻訳し、発信された方です。


「日本の国づくりのために」という理想を掲げ、世界銀行を退職され帰国。
帰国後は、多くの企業研修やセミナーなどを開催されながら、書籍も多数出版されています。


私とのロミさんとの出会いは、とても運命的な部分がありますが、詳細についてはおいおいブログに書き記したいと思います。😗

というよりも「書き残しておかなければならない」と感じています。


ことが上手くいかず、悩み、苦しみ、自暴自棄になっていたときに、出会いました。
そこから人生が大きく変わりました。
その時に、毎日、毎日、一人事務所の机の前で、このカードを引いていました。

2020年5月1日のブログ「原点に戻ることの大切さ」にも書きましたが、私にとって本来の自分自身と向き合う、再確認することに役立っています。

忙しい日々の中で、ゆっくりと自己と向き合える時間を作るための使っています。


出会ってきた人の「笑顔」を想像しながらカードをシャッフルし、1枚引きます。
そしてそのカードに書かれた文字を読んで、自分自身の心の変化を確認します。
同じものを引いても、感情は同じではないことがわかります


それがわかるだけでいいのです。


動揺する自分がいる。
不安な自分がいる。
楽しい自分がいる。
ワクワクしている自分がいる。

どれも自分自身であり、そしてどの感情も刻々と変わるものである。
だからこそ変わることに特別な感情を持ち過ぎない

ということを自分自身に言ってあげています。


なんだか「宗教的?」になってしまいましたかね。😅
でも「宗教」ではありませんので。😄

もしご興味のある方はこちらまで。
「商売」でもありませんので。😉

https://www.romi-nakano.jp/
https://www.recellaterrace.com/column/author/nakano/
https://www.facebook.com/romi.nakano


今日のカード(2020.05.06)

〇KAERU CARD
「Power」 ちから 41
ちからは外からではなく内から沸き立つもの!
今の自分に自信を持って、蓄えている才能を十分に発揮していくのがあなたの底力。

〇ULTRA ACTION 64
「ものごとは絶妙のタイミングで」
すべての出来事は“絶妙なタイミング”で起こる。
今がパーフェクトな時と知っていれば、どんな状況にあっても穏やかに対処できるもの。

今日は、“なんで今なの?”という事態に遭遇したら、
「絶妙なタイミング!」と指をパッチン。

〇Gaia Cards
「何事もまずは自分から」
“他人の為に”よりも“まずは自分から”。
自分を楽しませること、自分らしく生きることに力を注ぐ。

Make yourself truly happy.
Happy people can create a peaceful world.


  

Posted by mkei at 10:07Comments(0)

2020年05月05日

「国民皆保険制度」と「生活保護制度」


5月5日子どもの日 沖縄県は広範囲で霧に包まれた朝を迎えました。

普段は太平洋側に見える勝連半島も霧の中でした。


緊急事態宣言の延長が昨日、正式決定されました。
色々な課題などもありますが、今はこの現実を受けとめて前に進むしかないですね。😐


「政を為すは人にあり」まつりごとをなすはひとにあり)

国には、私たちが踏ん張ることのできる明確なビジョンと迅速な対応を望みたいです。😐



最近、新聞やTVと言ったメディアだけでなく、フェイスブックでも「特別定額給付金」や「セーフティーネット保障」など、支給や貸付などの支援策などが紹介されています。
しかし、書類の多さやスピード感など問題が指摘されているのも事実です。😔


国際的にみても遜色ない支援だ、と政治家の皆さんは言っていますが、私が「国際的に遜色ない」と感じる制度がこの国にはあります。

それは「国民皆保険制度」と「生活保護制度」です。

多くの国で適切な医療が受けられず亡くなる方がいます。
アメリカでは高い保険料のため、受診控えが起こりました。

確かにPCR検査の少なさや感染症対応ベット数の問題などはありますが、何かあれば全国どこでも等しく医療が受けられることできる制度が「国民皆保険制度」です。


そして“今”もっと知ってもらいたいことは「生活保護制度」です。
「生活保護」というと様々な暗いイメージがある方も多いと思いますが、今はしっかり活用して、そして次に歩み出す環境が整い次第、しつかりと歩んで頂きたいと思います

今は、生活を、命を守る時です。


安心してください。

この国には「健康で文化的な最低限の生活を保障」する制度があります。😐



今日のカード(2020.05.05)

〇KAERU CARD

「Truth」 真実 57

真実は時として心の痛みを伴ってやってくる!
その時に素直に痛みを受け入れて、静かに味わうことができるあなたはたくましい。


〇ULTRA ACTION 64

「人生はモザイク画」

一色のタイルでは立体的なモザイク画は描けない。
ピンクのタイルばかりではなく黒やグレーもあるからこそ、
最後にすばらしいバラの画が完成するもの。

“ついていなと感じたとき「今日はグレーのタイルをはめこむ日!」と考えて。
 ついでにグレーか黒のものを何か一つ、手に入れよう”


〇Gaia Cards

「相乗効果を生むネットワーク」

一人でできることは限りがある。
信頼する仲間とそれぞれの得意技を活かしあうことが
思いもよらない相乗効果を生む。

Effective Synergy is creatsd among a trusted network of poaple.




  

Posted by mkei at 10:46Comments(0)

2020年05月01日

原点に戻ることの大切さ

ブログ再開から1か月経ちました。

今日5月1日は、美里の杜開業から「4444日」となります。
たまたま仕事上で必要だったのであるサイトで日数計算していたときに気づき、メモしていました。
「○周年」というとことの方が一般的なので、あまりピンとはきませんよね。🤭

そのような今日、あることを再開しました。

それは「カードを引く」ということです。


美里の開業は、その出会いから約8年、構想から7年、そして会社設立から5年経った2008年3月1日でした。

その間、かなり悩み、苦しんだ日があったと思いますが、正直、マイナスな思い出は“ほぼほぼ”なく、いい思い出だけが残っています。🙂
孤独であったことは事実で、それを助けてくれたものの1つが「カード」でした。

今回、改めて「カードを引きたい」と思いついたのですが、そのカードが揃っていなくて、カードの製作者である“ロミさん”こと中野裕弓さんにお願いをしました。


そのカードが昨日、手元に届いたので、早速、2020年5月1日金曜日、美里開業から「4444日」の朝からカードを引きました。
好きな音楽、大好きな京都にある建仁寺のお線香に包まれながら引いたカードは以下のようなものです。


私が大切にしているのは、その引いた「カードの言葉をどのように感じる自分がいるのか」を確かめることです。
日々の忙しさやルーティンワークの中で忘れている本来の自分自身を再確認するため必要だ、ということを改めて認識しました。


まだまだ大変なことが多いと思います。
いつこの騒ぎが収まるのか、私は明確な答えは持っていません。

でも一つ言えることは、確実に出口に近づいている、ということです。

まだ見えていませんが、昨日より1日は確実に近づいています


最後になりますが、 ロミさん 本当にありがとうございます。😀
また近いうち会えるのを楽しみにしています。
カシータにも遊びにきてくださいね。😄

今日のカード(2020.05.01)

〇KAERU CARD
「Release」 解き放つ 44
得ることばかりでなく、ときには手放すことも大切!
解き放つことも成長につながるということを知っているあなたは賢明。

〇ULTRA ACTION 64
「知る権利・知らなくてよい権利」
正直は大切、でも場合によっては人には知る必要のないこともある。
その人の知らなくてもよい権利を守ってあげることも忘れないで。

“今日、何かを人に伝えるとき 相手の知らなくてもよい権利を
 侵していないか 考えてから伝えよう”

〇Gaia Cards
「相乗効果を生むネットワーク」
一人でできることは限りがある。
信頼する仲間とそれぞれの得意技を活かしあうことが
思いもよらない相乗効果を生む。

Effective Synergy is creatsd among a trusted network of poaple.






  

Posted by mkei at 08:18Comments(0)

2020年04月28日

「趣味」の域を超えている?

「Stay home」というメッセージが流れ、多くの人たちがその行動を自粛している今、少し気になるニュースがあります。

それは「パチンコ店」のニュースです。

自粛要請に応じない店舗に対して、その名前を公表することに対する是非が問われたりすることもありますが、私が個人的に感じるのは、その部分ではなく、大勢の人が列を作っている映像に危機感を感じました。😔

県境を越えてお店にいくニュースもありました。

私は医者ではないのでわかりませんが、このような状況になりながらも、県を越え、密な状態の中で列をつくってまで行きたい、というのは「趣味」の域を越えて「依存症ではないのかな?」と感じました。




新型コロナウィルス感染拡大が社会問題になる少し前、この国では「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(「IR推進法案」)が話題になり、平成28年12月可決されました。

恥ずかしいことではありますが、それに関連して沖縄でも逮捕者がでました。😪
他の地域でもその誘致を巡って様々対立が起こっています。

「IR推進法案」の審議の中で、「ギャンブル依存症」をどうするか、という問題がありました。
そして国が出した対策の1つが、ギャンブル依存症の治療を2020年4月から「公的医療保険の適用対象とする」というものでした



世界的な問題で、日々多くの方が感染し亡くなっている状況だけでなく、身近な人たちの中でも、感染拡大の影響で厳しい経営状態の企業や、生活に不安を抱える中で自粛要請に従っている人たちの姿を見ながらも、自らの行動を抑制できない人たちを見ると「キャンブル依存症では?」と疑ってしまいたくなります。

増加する社会保障費を抑えるために、医療や介護、年金の部分で様々なお願いを業界や国民にしている中で、「公的医療保険の対象」に新たに加える「ギャンブル依存症」問題。


「だからこそIRを日本経済復活の足掛かりに」というような言葉をいうかもしれませんが、
私の中ではなんだかもやもやするロジック(詭弁では?)になっています。

個人的にはカジノがなくても十分魅力ある国だと思うから、そう感じるのかな?😧

昨日とはことなり、暖かな日差しが降りそそいている沖縄ですが、可能な限り沖縄への観光は避けて頂きたいと思います。

魅力ある沖縄を満喫できる日が必ずきますので。


  

Posted by mkei at 10:09Comments(0)

2020年04月27日

「介護崩壊」(その2)

うす曇りではありますが、穏やかな光が差し込んできています。

「介護崩壊」のブログをアップしましたが、県内紙、全国紙にも取り上げられていました。

県内紙(琉球新報)から内容の一部を紹介します。

・13~19日時点で全国858事業所が休業(6~12日時点では503事業所)
・休業理由としては
 「感染拡大防止のため自主的な判断」(843事業所)
 「自治体からの要請」(2事業所)
 「学校などの休業による人手不足」(13事業所)


「新型インフルエンザ等対策特別措置法」(特措法)では、通所介護(デイサービス)やショートステイは休業要請ができる業種です。寝たきり状態のお客様など状態の思いお客様が長期的に利用する施設はその範囲内ではありません。

識者のコメントとして「通所介護などが完全に休業すると在宅介護は崩壊する。特に独居や老老介護の世帯にとっては命綱になっている」とありました。

今回の調査でもっとも休業が多かったのが東京都(121)、大阪(72)、神奈川(69)といて、「特別警戒都道府県」に指定されている地域が多くなっています。因みに沖縄は8事業所でした。

サービスを受けている方が気になります。😔




さて、今日の「介護崩壊」(その2)は、サービスを提供する「事業者側」の視点で書いてみたいと思います。



介護は慢性的な人手不足の業界です。


人手不足の要因は社会的地位の低さと労働対価としての賃金の低さだと感じています。

今でこそ「介護」はその認知度も上がりましたが、現在でも一部の医療機関では「看護助手」と呼ばれるところも少なくありません。

勿論、その資格を得るためのハードルの高さはありますが、国家資格の中でも待遇差は大きなところがあります。


しかし、拡大する高齢社会で高齢者の生活を最前線で下支えしているのは「介護」です。

その下支えが崩壊するとどうなるのか。

怖い部分はありますが、現に今回の新型コロナウィルス感染拡大の中で、その兆しが出てきたように感じています。




介護はその性質上「人件費率」が高い業界です。

一般的に、特養や老健などの施設事業では60%前後、通所介護(デイサービス)では70%前後、そして訪問介護では80%以上と言われています。
(その差は、人件費以外の建物などの設備投資の差などからくるものです)

人件費は、今回の感染拡大以前から、全国的な人手不足を背景に高騰しました。
加えて、新型コロナ感染拡大がより拍車をかけるのでは、と心配しています。

なぜなら、今盛んに言われている「3密を避ける」ことを実践することがとても難しい現場だからです。

上述したように事業を中止した一番の理由は「感染拡大防止のため」でした。



施設介護であれば、外部からの感染を防ぐ努力を行っていけば、決まったお客様へのサービスを提供していますので、ある程度の安心感はありますが、お客様のご自宅でサービスを提供する「訪問介護」やお客様を送迎する「通所介護」の現場は、常に目に見えない感染リスクの恐怖と闘いながら日々に業務を行っています

このような環境が長く続くと、ますます人材の確保が難しくなり、
「人件費の更なる高騰」⇒「収益の圧迫」⇒「事業継続困難」となる恐れもあります。

特に小規模事業所の多い地方では、「介護崩壊」がより現実的なものになる可能性は否定できません。




高度経済成長を機に、「核家族」が進み、そして「単身世帯」が増える社会になってくる中で、家族や地域だけでなく社会全体で支えることを目的としてスタートした介護保険制度の開始から、今月で20年になります。

私が銀行を退職して、建設会社に入職しながら、お客様の要望や家族の将来を考えて、興味を持ち勉強を始めたのも同じく20年前でした。


この時期にこのようなコメントをするのも何か意味があると思います。

しっかりと「アフターコロナ」を見据えて、愛する家族のために、愛するカシータの仲間たちのために、支え、育ててくれた地域のために、しつかりと歩んでいきます。

20年後の自分に褒めてもらえるように。😐  

Posted by mkei at 12:35Comments(0)

2020年04月24日

「介護崩壊」(その1)

「NHKクローズアップ現代」(4月23日放)をみました。
テーマは「新型コロナ“介護崩壊”を防げるか」でした。

連日連夜、新型コロナウィルス関連のニュースの中で、多くの識者の方が「医療崩壊を防ぐ」ことを訴えることは多いのですが、「介護崩壊を防ぐ」という言葉を私は見聞きしたことはありませんでした。


カシータは 「介護付きホーム美里の杜カシータ」 (定員60人 沖縄市)、 「介護付きホーム津嘉山の杜ヒルトップカシータ」 (定員60人 うるま市)と 「デイサービスカシータ」 (定員45人 うるま市)などを中心に運営している会社です。
おかげ様で、介護付きホームは高い稼働率(両施設とも満床)を維持させて頂いていますが、ここに来てデイサービスのお客様のキャンセル率が高くなってきています。
その多くが「新型コロナ感染予防」のためです。

正直、そのこと自体に大きな危機感もなく、今のご時世“仕方がないな”くらいに考えていました。(勿論経営的には望んいることではありませんが)😔

しかし番組を見ているうちに、「介護崩壊」という現実が、会社の外では広がっていくことを実感しました。

番組情報では現在、約800余りのデイサービスを中心とする事業所が休止しているとのことでした。
各事業所によって、休止理由は異なると思いますが、番組で紹介されていた施設では、隣接する「特養」への感染防止でした。

「デイのお客様は戻る場所がある」
「家族のいる方も多い」

なにより「施設に比べて介護度も低く、比較的元気である」という理由があるのではないでしょうか


そのことは間違いと思いますし、私自身も「入居しているお客様を守ることが一番」
という観点から、同様の措置も考えていました。

しかし番組が進むうちに、本当に1~2週間といった短い期間でも、様々な問題が大きくなるお客様の姿が紹介されることを見て、改めてデイサービスの役割を感じました。

高齢者の時間は若者のそれと大きく異なります。
体力や機能低下の速度も同じです。

もちろん、新型コロナにり患しないことは大前提ではありますが、この戦いが長期戦になった場合、「アフターコロナ」の町には、多くの心身機能を低下した高齢者が増え、新型コロナの治療ではなく、別の理由で入院が必要な高齢者が大挙病院を訪れるのでは、と心配します。(一般に高齢者の入院は長くなる傾向にあります)😧

入院はしないまでも、介護度の上がった高齢者も増加し、「医療・介護」の両面で社会保障費の上昇を加速させると考えられます。


自宅待機により高齢者を自宅でケアしないといけない家族の問題も見逃してはいけないと考えます。(「老老介護」や「独居」問題もあります)😔


もちろん、今は感染拡大防止が最優先されるべきです。

そのような状況の中で、職員の安全を考えながらも、今までと同じ気持ちで「休止」ということ簡単に決断できなくなった私がいます。

本当に悩ましい問題ですが、日々の状況を見ながら、判断していきたいと思います。

「できること」「やりたいこと」「やらなければならないこと」を探しながら。


次回は経営者の一人として感じる経営的部分の「介護崩壊」について書いてみたいと思います。
  

Posted by mkei at 15:29Comments(0)

2020年04月22日

アルコール、マスク配布始めました

おはようございます。
小雨がちらつくヒンヤリした朝を迎えています。雨

嬉しいことを一つ報告。

昨日、総務課の皆さんが、ミニボトルにアルコールを入れて全職員への配布を始めました。




また現在、受託事業がストップしているウェルネス推進課では職員用の手作りマスクの製作・配布が本格化しています。
サイズや柄も色々考えて、大人用(男性用・女性用)、子供用(小学生、それ以下)の計4種類を作成して順次配布しています。
子供用マスクは特に小さなお子さんがいる職員からとても喜ばれています。😀




様々な商材が不足し、先行きがまだ読めない中、このようなことができるのも、日ごろから総務課の皆さんが、不測の事態に備えてある程度のストックを常に保っていたことや、今の状況をしっかり理解して、節約して使っている現場の皆さんのおかげで、このようなことができています。

決して“潤沢”と言えるほどの状況でもありませんが、
「社内での感染予防も大切だけど、自宅に戻ったときやその家族の感染予防も大切」
との東盛事務長の熱い思いが今回の配布につながりました。

そして配布を始めた昨日、職員の同じ業界にいる旦那様から「カシータはいい職場だな」と言われた、ということを人づてに聞いて、本当に嬉しく感じました。

「大きい会社より、いい会社」

起業する前に大先輩から言われたことを思い出しまた。
まだまだですが、まだまだ頑張ります。😃

最後におまけを一つ。
手作りマスク商材がなかなか入手できないなか、カシータでは「アベノマスク」を分解、再利用しています。
一枚のマスクから大人用と子供用を各一枚づつ作成する材料にしています。
様々な批評がある「アベノマスク」ですが、カシータではとても役立っています😅



  

Posted by mkei at 08:31Comments(0)