「沖縄本土復帰の日」に思うこと

mkei

2020年05月17日 09:41


一昨日は「沖縄本土復帰の日」でした。

1972年5月15日に沖縄は本土に復帰しました。
小学校に入学したばかりのころ、それまで使っていた「1セント」と「1円」を比べたときに「とても軽いな」と感じたことを覚えています。

復帰から「48年」が経過しました。
道路がキレイになり、大きなビルが建ち、経済が豊かになりました。

その一方で、子どもの頃、隣近所に多くいたアメリカの子供達は少なくなった感があります。

騒音含めての「基地被害」に悩まされることが少なくない沖縄ではありますが、私は米国人も含め、様々な人種が混在している沖縄が、地元「基地の町嘉手納」が好きです。



以前、数年間ではありますが米国に留学した経験がありますが、私の思うところのアメリカ人は「fair」(公正)という言葉が日本人以上に好きだったと感じています。

※「公正:公平で偏っていないこと」
※「公平:すべてのものを同じように扱うこと。判断や処理などが、偏っていないこと。」


しかし、沖縄が日本に復帰して48年が経過したにも関わらず、犯罪や事故が起こった際に「フェア」に処理されないことが多すぎると感じています。


直近では、2020年4月に米軍普天間飛行場から「PFOS」を含む泡消火剤が大量に漏出しました。
マスコミ報道によれば、その量は約22万7,100ℓ(ドラム缶1,135本)、その内6割超の約14万3,830ℓ(ドラム缶719本)が基地外に流れ出たそうです。

ネット情報ですが「PFOS」「毒性が強く」(発がん性が指摘) 、「難分解性」(環境中で分解されにくく)のため、高い蓄積性を有するそうです。

経済産業省のホームページでは、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約第回締約国会議」(2009年5月)を受けて、わが国でも、翌年、平成22年4月以降に製造・輸入・使用等が禁止されています。


勿論、米軍基地内は米国であり、我が国の法律の外です。


私は「安全保障条約」を否定しませんし、必要だと感じています。
その運用のためには二国間の「地位協定」は必要だと思います。

内容の詳細はわかりかねますが、ただ、誰が見ても「?」といいうような運用が度々なされてきたことが残念なだけです。


5月8日にこのブログにアップした「岡本行夫さん」との出会いのきっかけになった、1995年の忌まわしい事件の時もそうですが、事件・事故が起こった時の「対応」に不満があるだけです。


国籍も性別も関係なく、事件・事故を起こしたくて起こす人はいないと信じています。(信じたいです)
ましてや自分の大切な人が、それに巻き込まれることを望む人は絶対にいません。
それでも起こってしまうのが事件・事故です。
だからこそ、その後の対応が大切なのです


もしこのような事故が米国内で起こったら、国はその地域で暮らす住民とどのように対応するでしょうか。

もし自分の大切な人が忌まわしい事件に巻き込まれたとき、国はどのように国民を守ってくれるのでしょうか。

その極みが「戦争」でありますが、それ以外でもしっかり対応して頂きたい。



我が国の法律の在り方にも問題があるかもしれませんが、真により良いパートナーになれるよう、「日米地位協定」をフェアに運用できるような「改定」がなされることを望みます。


最近、斜め前に引っ越してきたアメリカ人家族はとてもフレンドリーです。

きっと彼らも私と同様「良き隣人」になりたいと願っていると思います。

そのためにも、是非。



今日のカード(2020.05.17)

〇KAERU CARD
「Freedom」 自由 20
人生はもうあなた次第。自由自在!
古い考え方から解き放たれ、自由でとらわれない生き方を始めるあなたは軽やかで確か。

〇ULTRA ACTION 64
「自己投資する」
世の中“投資の時代”といわれているけど最大の投資は自分への投資。
自分の成長のためにお金と労と時間を惜しまないで。

“将来に、花ひらく自分のために「自己投資プラン」を3日以内にひとつ見つけ出そう”

〇Gaia Cards
「人の思いは人のもの」
他人にどう思われるだろうと悩むなら他人の現実の中に生きているようなもの。
相手の思いに引きずられないように。

Listen to your inner voice ,not the opinion of others.