心をここに置き、覚悟を決める

mkei

2007年07月12日 13:55

昨日までの青空から打って変わって、一面の雲に覆われた朝を迎えました。

先日、チーム双龍のメンバーがお酒の席で僕に話しかけてきました。
「何故宮里さんは創業者の息子なのに、その会社を完全に飛び出し、まだ許可も下りていない老人ホームの運営会社を立上げ、そこに移ったのか? 」とのことでした。
その質問をした友人(税理士)とは奇妙な縁があり、私が銀行を飛び級卒業し、親父が創業した建設業に入社して、暫くしてから知り合いました。

彼は職業がら多くのクライアントと接してきたからこそ、そのような質問をしたのだと思います。
その時には、その時に考えられる色々なことを彼と語らいながら、彼の友情に感謝をしたのを覚えています。

不思議なことに、昨日も、ある先輩経営者から同じようなことを聞かれました。

わずか数日間で、同じことを聞かれたので、事務所の台風対策をしながら僕なりに考えてみました。

確かに、会社を辞める(転職)とか、創業して借入金を作るとかは大きなリスクだ思います。
ただ、人は意識、無意識に関わらず日常的に、取捨選択をしていると思います。

「明日の午後にはあの人に会う」と決めてしまうと、裏を返せば「明日のその時間は他のことをしない」と決めている訳です。
もっと簡単に言うと「左に曲がる」と決めると「右にも曲がらないし、直進も、Uターンもしない」と自動的に決めていることです。

そのように考えると、私自身の意識が、ある目的に向かって真っすぐに進んでいるとき(自分の心が内なる自分と対話しているとき)には、意外と迷いもなく、かと言って無謀な冒険をする訳でなく、物事を取捨選択できると感じています。

心をここに置ける時には、僕は覚悟を決めることにしています

勿論、その時には、一生懸命、左脳を働かせて、市場調査や事業計画など数字を積み上げて行きますし、最近は、それに加えて右脳に声をかけ、その声を最大限に活かすようにしています。

最後に、友人(税理士)が話していたことが、僕の大きな自信と勇気につながったので、記しておきます。

「僕が税理士になったのは、伝票の整理や決算書作成のためだけでなない。
 頑張る社長さん(孤独)を応援して、伸びていってもらうために応援したいんだ。
 僕はリスクをとって前に進む宮里さんのことを応援するからね」

金城さん 本当にありがとう。 ご縁に感謝です。



追伸:パソコンに向かいながら、風が強くなってきています。台風対策には万全を期して下さいね。