2021年08月04日
親父からの教え ~どんなに綺麗な蓮の花もその根っこは泥の中にある~」
前回のブログの中で最愛の父親の旅たちを書きました。
そのあと色々な方々からご連絡があり、このブログを見ている方がいることを改めて感じました。
このブログに関しては私の個人的な思いや考え方など、自分自身のためにも書き記したいと思っているので、自由に書いていきたいと思います。どうぞご了承ください。
さて、「何を書こうか?」と思ったときに、たまたま事業でお付き合いのある代表の方にお話をしたのが、「どんなに綺麗な蓮の花もその根っこは泥の中にある」でした。
当時の私はアメリカ留学したにも関わらず、父親から送られてきた「論語」や安岡正篤先生の書籍にはまっていました。その中で多くの若き青年が読みふける「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)の坂本竜馬に憧れていました。
その頃の日本はバブル経済のど真ん中で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
が米国から出版されるくらいの時代でした。
そのような日本に戻ってきた時代錯誤の私
は、何かにつけて「今の日本はおかしい」「政治はどうなっている」等など、事あるごとに父親と話をしていました。
それをみていた父親が「行ってこい」と送ったのが「選挙事務所」でした。
名前は伏せますが、そこで様々な経験、人間関係、社会の裏表を生で感じることができました。
そして銀行への就職が決まり、家に戻ってきたときに会話の流れの中で頂いた言葉でした。
「どんなに綺麗は蓮の花も、その根は泥の中にある。
そして必要な養分を根から取り入れる。
それは綺麗に咲くために、生きるために必要なことである。
だから根っこの役割を全否定してはいけない。
だからと言って蓮の花自身が泥まみれになるとその美しさも失ってしまう。」
きっと亡き父親は、まっすぐにしか物事見ることができない若き息子のために、熟考して言葉をかけてくれたのだと思います。
それから30年以上経過した今だからこそ、そして父親がいない今だからこそ、その言葉や私を思う気持ちに心揺さぶられます。
宮里喜信、和子からもらったこの命、しっかりと全うしていきたいと思います。
再会の時に二人から褒めてもらえるように。“頑張ったな”と頭を撫でてもらえるために。
2021年8月4日 沖縄にて
そのあと色々な方々からご連絡があり、このブログを見ている方がいることを改めて感じました。
このブログに関しては私の個人的な思いや考え方など、自分自身のためにも書き記したいと思っているので、自由に書いていきたいと思います。どうぞご了承ください。
さて、「何を書こうか?」と思ったときに、たまたま事業でお付き合いのある代表の方にお話をしたのが、「どんなに綺麗な蓮の花もその根っこは泥の中にある」でした。
当時の私はアメリカ留学したにも関わらず、父親から送られてきた「論語」や安岡正篤先生の書籍にはまっていました。その中で多くの若き青年が読みふける「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)の坂本竜馬に憧れていました。
その頃の日本はバブル経済のど真ん中で「ジャパン・アズ・ナンバーワン」

そのような日本に戻ってきた時代錯誤の私
それをみていた父親が「行ってこい」と送ったのが「選挙事務所」でした。
名前は伏せますが、そこで様々な経験、人間関係、社会の裏表を生で感じることができました。
そして銀行への就職が決まり、家に戻ってきたときに会話の流れの中で頂いた言葉でした。
「どんなに綺麗は蓮の花も、その根は泥の中にある。
そして必要な養分を根から取り入れる。
それは綺麗に咲くために、生きるために必要なことである。
だから根っこの役割を全否定してはいけない。
だからと言って蓮の花自身が泥まみれになるとその美しさも失ってしまう。」
きっと亡き父親は、まっすぐにしか物事見ることができない若き息子のために、熟考して言葉をかけてくれたのだと思います。
それから30年以上経過した今だからこそ、そして父親がいない今だからこそ、その言葉や私を思う気持ちに心揺さぶられます。
宮里喜信、和子からもらったこの命、しっかりと全うしていきたいと思います。
再会の時に二人から褒めてもらえるように。“頑張ったな”と頭を撫でてもらえるために。
2021年8月4日 沖縄にて

Posted by mkei at 16:00│Comments(2)
この記事へのコメント
水釜パパの教え〜なるほど✨
私も勉強になります!
これからも、
親父の教え〜
楽しみにしてるね(^^)
私も勉強になります!
これからも、
親父の教え〜
楽しみにしてるね(^^)
Posted by 有紀だよーん at 2021年08月04日 23:18
元気にしていますか?
見ているとは、驚きです。(笑)
何かわからないけど、父さんのことを、そして母さんのことを良く思い出します。
思い出せるうちに、少しでも残しておきたいと思っています。
また書きますね。
見ているとは、驚きです。(笑)
何かわからないけど、父さんのことを、そして母さんのことを良く思い出します。
思い出せるうちに、少しでも残しておきたいと思っています。
また書きますね。
Posted by mkei
at 2021年08月05日 08:47

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