2007年08月29日

努力する才能

去った8月22日 第89回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)が、佐賀北高等学校の劇的な優勝で幕を閉じた同じ日、秋田市では第29回全国中学校軟式野球大会の決勝戦が行われていました。

同決勝戦は、沖縄県代表同士の戦いとなり、我が出身中学校である嘉手納中学校が、与勝中学校を10対3で破り全国九千九百校の頂点にたちました。 ニコニコ

両校は、沖縄県大会(与勝中学校)、九州大会(嘉手納中学校)、そして全国大会(嘉手納中学校)と奇しくも3度同じカードで決勝を戦ったのです。 沖 縄

昨年から今年にかけて、プロ野球を発端に、社会人、大学野球の広がった“裏金問題”。
特待生問題で揺れた高校野球。
野球界のイメージをこれほど広範囲におとしめた年はなかったと思います。

その中での県立佐賀北高等学校の優勝には僕自身“ホッ”としました。

加えて母校・嘉手納中学校の全国大会制覇はとても嬉しかったのは勿論ですが、それを倍増させたのが与勝中学校と、同じ目標に向かって3回もガチンコの勝負をした、ということでした。 ニコニコ



以前、PL学園時代の桑田真澄投手のコメントを読み感動したことがあります。

当時のPL学園といえば、中村監督の下に全国から溢れる才能と実績を引っさげて“エースで4番”が集まってくる名門校でした。

そのPL学園で桑田投手は、1年生からエースとして5季連続甲子園出場し2度の優勝と2度の準優勝を誇ったエースです。

しかし、その“エース”は以外にも身長が174cmで、けっして投手としては恵まれている体格ではありませんでした。

その桑田投手がある記者のインタビューの問いに

「もし僕に才能があるとするならば、努力することです」

と答えたのをとても印象深く覚えています。

正直言って“努力が才能”なんて考えてもいなかったです。 びっくり!

一般的に、才能とは“足が速い”とか“肩が強い”“動体視力が良い”“体格に恵まれている”など、身体的な部分が強調され易いです。

逆に“努力”といった精神的な部分になると、“足りない”とか“しなければならない”と言った感じで、皆一律で“やれば出来る”といった感じの風潮があるように思われます。

勿論、多少の頑張りで、身体的にも精神的にも改善できる部分はあると思いますが、個人個人によって出来る範囲もあると思います。

一人一人が、身体的でも精神的でも、その“輝く個性 キラキラ  ”を伸ばすことが出来る、伸ばしてあげることが出来る社会を創っていきたいものです。 おすまし



春の紫紺の優勝旗に続いて、夏の真紅の優勝旗が沖縄に渡ってくる日も近い!と信じたいと思います。



2007年8月28日(火)のカード

カエルカード   
Dream 夢 11
「心の底からの強い想いは叶うもの! 
 夢の実現を信じて細かいところまで思い描き、それに向かって行動するあなたに拍手喝采。」

ウルトラカード  
思ったことしか話さない 50
「心にもないことを言う人は信頼されにくく、本当の思いが伝わりにくい。
 お世辞やおべっかではなく、思ったことを言葉にのせて」
(朝一番、出会った知り合いに何かひとことウキウキすることを言おう)

ガイアカード   
シンクロニシティ
「日々の出来事も見方を変えると、そこには意味のある偶然(シンクロニシティ)が。
 まわりの出来事への深い洞察はシンクロニシティの頻度を増やす。」
( Synchronicity is the doorway to an abundant world. )



Posted by mkei at 10:59│Comments(0)
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